本製品はアクセルの踏み込み量に応じたエンジン出力を調整する装置で、レスポンスが上がる「スポーツモード」から、レスポンスを下げ低燃費走行しやすい「ECOモード」まで調整ができます。
マニュアル車のスポーツ走行では、減速をするシフトダウン時に、ギヤ比の違いからスリップや挙動が乱れる場合があります。そのため、ドライバーはヒール &トゥ(右足でブレーキとアクセルペダルを操作する)を行っていますが、近年、アクセルペダルの形状や位置の変化、電スロ化によるレスポンスの遅れなどからブリッピングの操作性が悪くなったため、純正MT車(Z34)でもブリッピングが自動化され始めています。そこで、BLPはオートブリッピングをスロコンに搭載することで、多くの電スロ車への対応を可能としました。また、加速中や、設定速度以下、再始動時など、ブリッピングが不要な場合には動作しないため、安全かつ快適にご使用いただけます。(特許出願中)
【通常のヒール & トゥ】
近年のクルマはペダル形状やレスポンスズレから操作に支障が多い。
【オートブリッピング】
オートブリッピングでブレーキ操作に集中した減速が可能。
オートブリッピングはアクセル開度、動作時間、動作する最低速度を調整でき、お好みに応じた最適な設定が可能です。
エンジン始動後オートブリッピングスイッチをONにし、設定速度以上でブレーキを踏みながらクラッチを踏むとオートブリッピングが作動します。
ノーマルよりもレスポンスが上がる7段階のスポーツモード、レスポンスが下がる5段階のECOモードの3モードで、スポーツ走行から滑りやすい路面、低燃費走行まで幅広くご使用できます。
始動時のモードは、前回のモードとなります。
各接続場所
・車種別専用ハーネス … アクセルペダルへ
・ブレーキハーネス … ブレーキペダルスイッチへ
コントローラー / ユニット(単位 : mm)